愛犬の体調
地球温暖化が進んでいると言われても、冬の寒さはまだまだ厳しい。
私は寒さに非常に弱く、末端冷え性なため冬はとても苦手な季節です・・・。
そしてワンちゃんも寒さへの耐性には個体差があるので、暖房器具を使ってあげる方が冬は快適に過ごせるかと思います。
しかし!
暖房器具は、使い方を間違えるとワンちゃんの体調を崩してしまう可能性があるので要注意!
今回はワンちゃんと暖房についてお話していきます!
足元の温度
部屋にエアコンしか暖房器具がない場合、足元が寒いなと感じることがあるかと思います。
これは、空気の性質によるものです。
暖かい空気は軽く部屋の上方にとどまり、冷たい空気は重く部屋の下方にとどまりやすい性質を持っています。
ワンちゃんは身体が地面に近く、冷たい空気と接しやすくなっています。
そのため、足元が寒い=ワンちゃんも寒いと考える必要があるのです!
ワンちゃんを飼っているおウチでは部屋の空気を循環させて、足元、部屋の下の方の空気も暖かくしてあげましょう。
サーキュレーターと暖房器具を組み合わせて暖かい空気を循環させると、部屋全体が温まりやすくなるのでオススメですよ!
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扇風機で代用
サーキュレーターはプロペラの回転による送風で空気を循環させる機器です。
風を送るという意味では、サーキュレーターの代わりに扇風機を活用することも可能です!
エアコンを使用している場合、扇風機による送風で寒くならないように部屋の端っこ且つエアコンの送風先に扇風機を設置しておくのがいいでしょう!
ヒーターのような暖房器具を利用している場合は、隣に送風機を置くことで部屋の空気を循環させることが出来ます。
夏の時期に大活躍する扇風機が、冬にもワンちゃんのために活躍!
押し入れから引っ張り出してみるのも良いかもしれませんね。
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寒がってる?
「ご主人寒いよ!」とワンちゃんが言ってくれると楽なのですが、そんなことは出来ないですよね。
ですので、飼い主さんはご自身で愛犬が寒がっているかどうか判断する必要があります。
震えている
身体を丸めて寝ている
水を飲まなくなった
などの仕草を見かけた時は、温度を気にかけてあげましょう!
少し温度が低いかなと感じた場合は毛布を使う、暖房器具を調節するなどして温めてあげて下さい!
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器具別温めメソッド
エアコン
夏は冷房冬は暖房と、気軽に室温を操作出来る非常に強い味方ですよね。
設置場所が部屋の上方になるため、どうしても足元に送風されにくくなってしまうのが特徴です。
先程お話したようにサーキュレーターや扇風機などを用いて部屋の空気を循環させると、ワンちゃんのいる下方も暖めてくれます!
また、今では重点的に足元から暖めてくれるエアコンも発売されておりますので、ワンちゃんの体温調整のために購入を検討してみるのも良いかもしれません。
そして、これは飼い主さんにも言えることですが、特に口内が外に晒されやすいワンちゃんにはエアコンによる乾燥が悪影響を及ぼすことがあります。
加湿器を置くなどして対策してあげるといいでしょう!
床暖房や電気カーペット
足元を暖かくするこれらの暖房器具は、ワンちゃんにとっては非常に効果的なものです!
しかし、逆に暖まりすぎて脱水症状を引き起こしてしまったり、低温やけどを負ってしまう場合がありますので、注意して見てあげるようにしましょう。
飼い主さんは
長い間、直に当たらないようにする
涼める場所を部屋に確保しておく
といった部分を気にかけてあげましょう!
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ストーブ・ファンヒーター
床に置くことがほとんどかと思いますので、こちらも床に身体が近いワンちゃんにとっては良い暖房器具です!
ただし、熱の吹き出し口が熱くなる可能性がありますので
ワンちゃんが吹き出し口に触れようとする
常に吹き出し口の前にいる
といった様子を見かけた場合は、ヒーターから離すように気にかけてあげましょう!
ヒーターの周りにフェンス等を用意してあげると安心です。
また、コードは噛まれないよう結束バンド等でまとめておくといいでしょう!
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安全に暖めて
いかがでしたでしょうか?
ワンちゃんは平均体温が高いと言われていますが、犬種によっては非常に寒さに弱い子もいます。
飼い主さん自身の暑さ寒さだけではなく、ワンちゃんにとっての温度調整も気にしてあげながら生活しましょう!
注意点を守りながら、可愛らしく丸まっているワンちゃんを見守ってあげたいですね。