犬の発情期をきちんと理解しよう!
犬の発情期をきちんと理解していますか?
実は愛犬の発情期を勘違いしている飼い主さんは意外と多いんです!
生理中は発情期ではありません。
発情期とは、出血している生理中ではなく出血が終わってからが「発情期」なのです。
生理が終われば、発情期も終わり!と思っていると愛犬を危険な目に合わせてしまうことや、他の犬に迷惑をかけてしまうことも…
今回は、発情期にお散歩をさせる時のマナーについてご紹介します♪
発情期中のお散歩マナー
その①
愛犬が発情期の時に、お散歩に行かせる必要があるのかどうか…
と悩む飼い主さんは多いのではないでしょうか?
愛犬の身体の具合が悪くなければ、愛犬はいつも通りお散歩に行きたがるでしょう。
ですが、発情中は愛犬自身も他の犬にも影響を与えてしまう可能性があるのです…
発情期の時にメス犬から発せられる独特のニオイは他の犬を興奮させる原因になります。
「オス犬が付きまとって困る…」
メス犬の飼い主さんが思うのは筋違いかもしれません…
そもそもメス犬が発情期のニオイを発していることが元の原因なのですから、飼い主として他の犬に迷惑をかけないように配慮する必要があるのです!
いつもとお散歩時間をずらして、他の犬に会わないようにするなどの対策も必要です。
発情期中のお散歩マナー
その②
上記のように、なるべく他の犬に会わないように時間をずらすなどの対策をしていても絶対に安心とは言い切れません!
犬はとても嗅覚が優れていることはもちろんご存知かと思いますが…
オス犬は、発情したメス犬が2㎞離れていてもニオイを感じ取ることが出来るとも言われています!!
中には、外で飼われている犬が、発情中のメス犬のニオイに興奮して脱走してしまった!なんて事例もあるのです。
完全にとは言えませんが、出来るだけ外飼いの犬がいないルートを選んでお散歩する配慮も必要です。
もちろん、お散歩中も犬が集まるような場所は出来るだけ避け、迷惑をかけないようにしたいですね!
発情期だけは、愛犬にもいつものお散歩ルートでのお散歩は我慢してもらいましょう!
発情期のメス犬のメンタル面も大切に…
メス犬にとっても発情期は、制限されることが多くメンタル的にもストレスが溜まってしまうこともしばしば…
トラブル回避のために、「発情期中はお散歩をしない」と選択する飼い主さんも多いでしょう。
それも、愛犬を守るため、そして他の犬に迷惑をかけないという面で一番安全な選択と言えます♪
ですが、その選択をしたのなら愛犬のメンタル面もきちんと管理してあげたいですね!
運動不足でストレスが溜まらないように、家の中でストレスを発散させてあげましょう!!
いつも以上に発情期中の犬は、その他の犬との接触を制限されることにストレスを感じてしまうと言われています。
そのストレスを発散させてあげるためにも、飼い主さんが愛犬ときちんと向き合い遊んであげたり、スキンシップを多くとることで愛犬のメンタル面を安定させてあげる事が大切です!
まとめ
愛犬を守るのは飼い主さんの義務ですよね。
発情中は愛犬から目を離さないことが大前提です!!
外で飼っているメス犬の場合は、知らない間にお腹に赤ちゃんがいた!!!?なんてことも…
発情期は室内で飼うなどの対策も必要ですし、子供を残す予定がないのであれば、避妊手術を検討するのもいいかもしれません。
安産の象徴として掲げられる「犬」ですが、決してお産が楽なわけではありません。
人間と比べて妊娠期間が短いなどの違いはあるものの、人間と同じくお産は命がけなのです。
妊娠を希望していない場合には、発情を迎えるメス犬を外で飼うことはリスクが大きすぎるのです。
愛犬を守るためには、発情中はお散歩をしない!というリスク回避の仕方や発情中のお散歩のエチケットをきちんと守って愛犬だけでなく、他の犬とのトラブルを避け安心安全なお散歩が出来るように心掛けましょう♪