けいれん発作が起きたその時…
てんかんの発作は、少し前に助長のようなしぐさがある事はあっても、なかなか気づけなかったりと基本的には突然起こってから飼い主さんが気づくことが多いため、そのショッキングな姿に慌ててしまう方も多いと思います。
ですが、愛犬・愛猫を守ってあげられるのも飼い主さんだけです!!
発作が起きた時、また治まった直後に飼い主として出来ることについてまとめてみました!!
いざ、けいれん発作が起きてしまっても、落ち着いて対応できるように頭に入れておくと安心です!!
けいれん発作が起きてしまったら…
何度も申し上げますが、てんかんのけいれん発作はとてもショッキングで見るのも辛くなるような状態になってしまいます…
ですが、そんなけいれん発作の最中にも飼い主としてやらなければいけないこと。
気を付けなければいけないことがいくつかあるのです!!
まずは、「大きく深呼吸をして冷静になること」
つい、心配で慌てたり大声を出して呼びかけたり、身体をゆすったりといった行動をとってしまいがち…
ですが 、これは一番やってはいけないことです!!
そもそもてんかんの発作自体が脳に電気のようなショックを与えられるのと同じくらいのパニック状態になっているのです!
そんな時に、大きな声や身体をゆするといった行為は余計に脳に刺激を与えてしまい逆効果です!
パニック状態にならないためにも一旦落ち着いて深呼吸。
冷静になるように努めましょう!
また、目から入る情報に関しても刺激を与えてしまうことも…
ペットの様子が見えるくらいの明るさは残し、全体的に暗めの部屋にしてあげるも効果的なようです!
けいれん発作が起きたらやるべきこととは!?
飼い主さんが慌てている場合ではないのです!!
もし愛犬・愛猫が発作を起こしたら…
注意したいのが、発作の「ペットの周りの危険物を取り除き、ペットの安全を一番に考えること」です!!
けいれん発作が起きるとちょろちょろと動き回るため、危険なものにあたって怪我をしないようにいように注意してあげてください!!
さらに、けいれん中のことを細かくメモに取ることも重要です!!!
慌ててうまく文字が書けないよ…という方は、動画を取っておくのも一つの手です。
「どのくらいけいれんが続いたか。」
「意識はあるのか?!」
「けいれんはどの部分から始まっているか。」などなど
けいれん発作最中でも、やることはたくさんなのです!!
愛するペット達のために必ず飼い主が付き添ってあげる事が必要です!!!
けいれん発作が落ち着いた時には?
恐ろしかったけいれん発作も終わった時。
飼い主としてしなければならないことがあります!
発作が起きている時には、興奮して体温も上昇傾向にあるのに対して…けいれんが治まると一気に体温が低下します!!
そのような時のために、愛犬・愛猫をタオルなどでつつんで温めてあげるのも効果的♪
緊張と興奮で多くの体力を消耗したペット達に少しでも落ち着いてもらうために、柔らかいもので包み込むようにしてあげるといいでしょう!!
そしてけいれんの最中に頑張ってメモした情報を再確認!!
動画で取ったなら、それを見ながら大切な箇所をメモに書き写したりして先生に報告のし忘れの無いように注意しましょう!!
かかりつけのお医者さんに電話する際には、日ごろから愛犬や愛猫を見てもらっている人ですから…
すぐ見せるべきなのか、家で様子見でいいのかなどについて指示を仰ぎます!
まとめ
けいれん発作を目の当たりにしても、決して取り乱すことがないよう十分に理解しておくこと!
そうすれば、てんかんのけいれん発作について把握しておくことで、いざという時に慌てずしっかりと対応することが出来ます♪
けいれん発作と言っても、その子によって症状に違いがあります。
冷静さを忘れずに動画を取って記録しておいたり、うろたえず目の前で起きていることから目を離さずきちんと観察・記録することが大切です!
少しでもその時の様子がかかりつけの医師に伝わることで、その後の対策の指示も受けやすくなるでしょう。
初めての発作の時には、観察・記録した後にかかりつけの病院ですぐに見てもらった方が安心です!
愛するペットのために飼い主が出来ることは、思っているより多いです。
そしてペット達を助けることに繋がるのです!