リードの使い方
ワンちゃんを飼う前に、
「リードの持ち方をきちんと教わった!」または「調べた!」
という人はあまりいないようです。
見様見真似でとりあえず使い始め、それからは自分のやりやすい方法で扱っていませんか?
その扱い方、間違っているかもしれませんよ!?
リードの正しい持ち方・使い方を知っている飼い主さんは実はそう多くありません。
しかし正しい扱い方を知っておかないと、時に愛犬を危険に晒したり、飼い主さん自身の怪我に繋がってしまうこともあるのです!
今回はそんな『リードの扱い方』についてお話していきます!
リードの扱い方をマスターして、愛犬と楽しく安全にお散歩出来るようになりましょう♪
長さと種類選び
「愛犬にはどんな形・長さのリードが合うのかな?」
と、多くの方がまず考えると思います。
しかし、リードの種類・長さをワンちゃんに合わせる必要はありません。
持つ長さをワンちゃんのサイズに応じて飼い主さんが調節すればいいのです!
実際にリードを見てみると、『○○㎏から○○㎏くらいまで』なんて表記がありますよね。
ですが、それはそこまで気にしなくても大丈夫!
1.6メートルから1.8メートルくらいの長さのリードを選ぶと、大きめな子でも小さな子でも調節可能だそうですよ!
また『大型犬で相当な運動が必要だから、長いリードは必須!』というのは間違いです。
ですが、調節した時に持ちやすい形状のものを選ぶことは重要です!
長さを調節する際、飼い主さんはリードを折りたたんで持つことになります。
そういった際、平たく薄い形状のリードの方がしっかり握れるので、オススメですよ♪
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短く持つべき?
リード使いを練習する時、リードを短く持って愛犬を飼い主さんにピッタリくっつかせてお散歩するイメージがありますよね。
愛犬に行く先やペースの主導権を握られてしまうと、お散歩時に支障が出るだけでなく、愛犬と飼い主さんの関係自体に問題が生じてしまいます。
ですので、しつけのためにも最初はリードを短く持つお散歩方法が有効なのです。
しかし、ずっとリードを短く持って厳しくお散歩する必要はありません!
お散歩中は、リードを短く持つべき場所や状況と、リードを長くしても良い場所や環境があります。
例えば交通量の多いところや人混みでは、愛犬の安全のためにもリードを短く持つ必要があります。
一方で、排せつ時や安全が確保されている場所では、リードを少し長めに持ってあげることも必要です!
どちらも使い分けて、楽しいお散歩の時間にしましょう♪
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正しい持ち方
リードの持ち方で最も多い間違いが、わっかの部分を手首にくぐらせた後、残りをグルグルと手に巻きつけるというものです。
これは、ワンちゃんに急に引っ張られた時など怪我に繋がりやすい危険な持ち方なのでやめましょう!
正しい持ち方は、次のとおりです。
まず手を開き、親指が上にくるよう縦にします。
そして、親指にリードの輪になっている部分をかけます。
それから反対の手で残りの部分を持ち、下から一度手の甲に巻き付けます。
これが基本の持ち方です!
ここから長さを調節したい時には、残った部分をまきつけるのではなく適度な長さに折り畳んで握り込みましょう!
引っ張り癖があるワンちゃんに対してはリードを両手で押さえますが、この時小指側をワンちゃんに向ける形で握ると力が入り止めやすくなりますよ!
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安全なお散歩を!
リードの長さは、手を下した時にリードが『Jの字』を描くくらいがベストです♪
また、ワンちゃんが拾い食いをしそうになったら『ヘソ止まり』という技を使いましょう!
リードをお臍からみぞおち辺りで持ち、ワンちゃんの鼻先が地面につかないようにするのです。
この時、飼い主さんはワンちゃんの後方に周り足を肩幅くらいに開きます。
引っ張られそうな時は、この姿勢に加え脇をしめて膝を軽く曲げ後方に少し体重をかけると、ワンちゃんの強い引っ張りにも耐えることが出来ますよ!
愛犬を守らなければいけない時は短く持ち、安全が確認できた時には緩める・・・というようにリードの長さを使い分けてメリハリのあるお散歩をしましょう!
まずは正しいリードの持ち方に慣れることがお散歩上手になるための第一歩です♪
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