猫は暑さに強い
猫ちゃんは、もともと暑い地域で暮らしていました。
そのため、比較的暑さに強い生き物だと言われています。
しかし、そんな猫ちゃんも日本の高温多湿な気候で平然と過ごすことは難しい!
気づかないうちに夏バテや熱中症になってしまうことも!?
夏バテによって飲水量・食事量・体力が低下すると免疫力も低下してしまい、別の病気に繋がってしまいます。
そうならないよう、猫ちゃんの熱中症や夏バテの予防・対策について見ていきましょう!
対策
飲水量
猫ちゃんが夏バテになると、飲水量が減ってしまうことがあります。
飲水量が減ると、脱水症状になる危険性が上がるだけでなく、猫ちゃんに多い『泌尿器系の病気』にもなりやすくなります。
猫ちゃんにきちんと水を飲ませるということは、それだけ重要なことなのです。
夏バテをしてから行動するのではなく、なってしまう前に対策をとることが重要です!
日頃から愛猫が一日にどれくらいの水を飲んでいるのかを把握しておきましょう。
ペットボトルに一日分の水を入れておき、一日の終わりに残量を確認することで愛猫がどのくらい飲んでいるのかが分かります。
ちょっとでも飲水量が減ったら、それは夏バテの兆しかも!?
愛猫がきちんと水を飲むように、飼い主さんが工夫をしてあげることも大切です。
例えば愛猫のお気に入りスポットの近くに水のみを置いたり、愛猫好みの器を使うのも良いでしょう♪
また、猫ちゃんの舌は温度にとても敏感です!
もしも冷たい水がお好みなら、氷を浮かべてあげるのも良いですね。
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食事量
飲水量と同じくとても重要なのが、フードの食いつきです!
夏バテをすると、食事量が減ってしまいます。
ですがきちんと食べないと体力が低下し、そして免疫力も低下してしまいます。
そんな状態で他の病気に罹ってしまっては大変です!
そうならないよう愛猫にきちんとフードを食べてもらうことが一番なのですが・・・食欲のない子にどのように食べさせたらいいのでしょうか?
食欲を刺激するために重要なのが、『ニオイ』です!
猫ちゃんの好みに合わせて、いつも食べているフードに匂い付けをするのです♪
鶏のゆで汁をかけてみたり、ウェットを温めて乗せてみたり、ドライフードの袋に煮干しを入れておくなど工夫をしてみましょう!
愛猫が好きなものの匂いをつけると、食欲がアップする可能性が高まります!
ですが、ここで注意しなければならないのが『猫は変化を嫌う動物』だということです。
いつもの生活が変わることをとても嫌う警戒心が強い動物である猫は、食べるものにも敏感です!
いきなりフードを変えると、お腹を壊したり、食べないといったことがあります。
夏バテになる前の平常時、たまに他のフードを混ぜてみたり、少しチェンジしてみたりと試しておくと安心ですよ♪
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排せつの乱れ
夏バテの症状で見落としがちなのが『排せつの乱れ』です。
飼い主さんは、愛猫の排せつについてきちんと把握していますか?
基本的には毎日きちんと排せつ出来ていることが理想ですが、夏バテするとトイレに行かなくなってしまう子もいるのです。
愛猫がトイレに行くことを躊躇しないように、工夫をしてあげましょう!
トイレにきちんと行かせたいのなら、トイレを快適な空間にしておく必要があります!
まず、トイレシートはこまめにチェックして常に綺麗な状態にしておくこと。
そしてトイレを涼しい場所に設置しておくこと。
ただでさえ暑い時、トイレが暑い場所にあったら行きたくないですよね?
また、複数箇所に設置しておくと愛猫が自分の気分で選ぶことが出来るのでオススメです♪
便秘気味な猫ちゃんには、マッサージも有効!
スキンシップも兼ねてお腹を優しくマッサージしてあげると、効果が出やすいと言われています!
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未然に防ぐ!
特に夏バテしやすいのは、子猫や老猫などの体温調節機能が未熟だったり衰えたりしている子。
また、太り過ぎの猫ちゃんも体内の熱が上がりやすくこもりやすいため、要注意です!
そんな猫ちゃん達も、体力をつけることによって夏バテを防止することが可能です!
普段から遊びという形で鍛えておくようにしましょう♪
ワンちゃんが『ハァハァ』と口呼吸するのは、パンティングと言って体内の熱を放出するためにする行為です。
しかし、猫ちゃんがそのように熱を放出させようとすることはほとんどありません。
もしも愛猫がパンティングのような仕草を見せたら、心臓や肺などの器官に異常をきたしている可能性がありますので、速やかに医療機関で診てもらうことをオススメします。
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