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哺乳類で一番の母性の持ち主!?猫の子育て!

愛情深い猫

 

 

以前、猫ちゃんの妊娠・出産についてご紹介しました。

 

今回は出産のその後・・・母猫の子育てについてご紹介したいと思います!

 

 

猫ちゃんは、とっても母性本能の強い生き物です。

 

出産という大イベントを乗り切ったそのすぐ後から、子育てを始めます。

 

母猫は自分の身を削って、子猫のために自分のすべてを注ぎ込むのです!

 

 

なかなか知ることが出来ない猫の子育てについて、細かく見ていきましょう♪

 

 

 

子猫主義

 

 

猫ちゃんの子育ての特徴は、とにかく『子猫主義』だということです!

 

 

壮絶な出産の後も、母猫が子猫から離れることはありません。

 

人間と同じく、『初乳』には生まれたての赤ちゃんに必要な栄養素や免疫が多く含まれています。

 

これから病気にかかりにくい強い身体を作るためにも必要なものなのです。

 

その初乳を与えるため、母猫はほとんど子猫から離れずそばに居続けます。

 

また、子猫は自分ではうまく体温調節が出来ません。

 

排せつにおいても助けが必要なため、母猫は休んでいる間がないのです。

 

 

いつでも母親は偉大ですね。

 

人間でも、産後は誰かの力を借りて子育てしたいと思うほど疲れ果ててしまいます。

 

しかし、母猫は弱音ひとつ吐かずに自分のすべきことを子供のために行うのです。

 

 

 

 

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愛情行動

 

 

生まれたての子猫は母猫の血液や羊水・粘膜などが身体についているため、母猫は子猫の身体をくまなく舐めて綺麗にしてあげます。

 

母猫が自分の子猫を舐める行為は、自分の子供だと再確認するためにもとても重要な行為なのです。

 

 

しかし、いくら母猫に舐めてもらっても、シャンプーをしたわけではないのでニオイが完全に消えることはありません。

 

場所にニオイが残ると外敵に子猫が襲われる危険性があるため、母猫はまだ幼い子猫つれて何度も住処を変えるといった行動を取ります。

 

 

またこの引っ越しは、ニオイのせいだけではなく、子猫の成長に合わせた快適な生活空間を探し求めるための引っ越しでもあります。

 

産後間もない間は、温度が快適であるか・出産後のニオイがついていないかを重視した住処探しになりますが、だんだんと子猫たちが成長していくと住処探しのポイントが変わってきます。

 

例えば離乳時期になると、餌の運びやすさを重視して住処を探していきます。

 

すべては、子猫の成長に合わせた行動なのです。

 

 

 

産後の母猫

 

 

出産は、どの生き物も命がけ。

 

産後は疲弊して抵抗力が下がっているため、感染症になりやすい状態です。

 

抵抗力の落ちた産後は、いつも以上に感染症に注意しなければなりません。

 

 

産褥熱

 

出産時子宮や膣内に傷が出来、そこから細菌に感染してしまう病気です。

 

高熱が出ます。

 

 

子宮内膜炎

 

こちらも同じく細菌によって発病します。

 

妊娠によって拡張された子宮が出産後うまく縮まず、細菌に感染してしまう病気です。

 

不正出血などの症状が出ます。

 

 

子癇

 

妊娠や授乳は、母猫の身体から多くのカルシウムを奪ってしまいます。

 

それが積み重なって発症してしまうのがこの病気です。

 

急に麻痺や痙攣を起こすといった症状が出ます。

 

 

 

 

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親離れの時

 

 

片時も離れず、母猫がありったけの愛情を注いで育ててきた子猫とも・・・いずれは離れなければならない時が来ます。

 

愛情深く育ててきたからこそ、一人前にさせるために時には厳しく接しなければならないのです。

 

 

巣立ちは、人間のようにきちんと説得して別れるわけではありません。

 

ですので、子猫からするとあんなに優しかった母猫が突如冷たく自分を追い払うかのような行動をしてきた、と感じるのです。

 

見ているとこちらが切なくなってしまいますが、これもすべて、子猫がこの世界できちんと一人前になるために必要な儀式なのです。

 

 

哺乳類で最も愛情深いと言われる猫ちゃんの子育ては、妊娠期間から分かれるその時まで、どのタイミングでも子猫を最優先に思うまさに『子猫主義』です。

 

飼い主さんが手を出すと母猫の気持ちが崩れてしまうことがありますので、あまり手は出さずそっと見守るようにしましょうね。

 

 

 

 

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