相性が悪い食べ物
夏になるとおいしくなる野菜・魚・果物、たくさんありますよね♪
人間の場合は旬の物を食べるのが健康の元なんてよく言いますが、どうやら猫は違うようです。
食べてしまうと中毒症状が出て、嘔吐下痢などをしてしまう食材が!
今回は、食べてしまうと体調不良を起こしてしまう可能性大の食材を、夏が旬のものに絞っていくつかご紹介します。
きちんと把握して、愛猫を守ってあげましょう!
ダメな果物
ブドウ
手に入りやすく、その食べやすさでも人気な『ブドウ』!
甘くてとってもおいしいブドウですが・・・猫ちゃんには絶対に与えてはいけないフルーツです!
実だけでなく、皮や干しブドウもNG!
食べると嘔吐下痢だけではなく、急性中毒になってしまう恐れがあります!
正確には、ブドウが猫ちゃんに与える影響はハッキリとはわかっていません。
ですが、ワンちゃんは食べ過ぎると腎不全を起こしてしまうということがわかっています。
そのため、猫ちゃんにもいい影響はないと言われているのです。
愛猫には絶対に与えないようにしましょう!
この投稿をInstagramで見る
イチジク
気軽に食べるということは少ないかもしれませんが、『イチジク』も要注意です!
イチジクに含まれる『ソラレン』という成分が中毒を引き起こしやすく、口の中が炎症してしまったり、皮から出る液体に触れるだけでも皮膚炎になってしまう恐れがあります。
パパイヤ・マンゴー
パパイヤとマンゴーは、猫ちゃんのみならず人間もアレルギーを持つ人が多い果物です!
猫ちゃんがパパイヤやマンゴーアレルギーになってしまうと、口の中だけでなく唇まで炎症を起こしかゆみの症状が出てしまいます。
またイチジク同様、触れただけでも皮膚炎を起こしてしまう子もいるようです!
そして、果実だけでなく種の処理にも注意するようにしてください。
油断すると、飼い主さんが食べた後に残った種を愛猫が誤食してしまいます!
今回ご紹介した果物以外にも、桃やサクランボの種には毒のある部分が含まれていています。
大量に摂取してしまうと呼吸困難に陥ってしまう可能性が!
例え中毒症状が目に見えて現れなかったとしても、種が腸内に詰まってしまって腸閉塞になってしまうこともあり得ます。
腸閉塞は、最悪の場合命を落としてしまうとても恐ろしい病気です!
絶対に、種は食べさせないようにしましょう。
この投稿をInstagramで見る
ダメな野菜
アボカド
サラダに乗せるとおいしいアボカドは、猫ちゃんが食べると急性中毒を起こしやすく大変危険です!
果実だけでなく種や葉っぱにも『ペルシン』という物質が含まれているため要注意。
大量に摂取してしまうと嘔吐下痢の他に呼吸困難・麻痺の症状が出てしまいます。
ネギ類
こちらは有名ですが、『玉ねぎ』『長ネギ』『ニラ』などのネギ類は、季節に問わず絶対に猫ちゃんに与えてはいけません!
赤血球が破壊され、貧血や血尿などの症状が出て大変危険です!
また、ナス・ピーマン・ジャガイモの芽には毒があります。
人間でも注意が必要ですので、ご存知の方は多いかと思います。
ナスから出る灰汁もアレルギーを引き起こす原因となりますので、注意が必要です。
この投稿をInstagramで見る
愛猫を守ろう!
猫ちゃんは魚が大好き♪
その解釈は間違ってはいませんが、生で川魚を与えてしまうと寄生虫による感染の恐れがあります!
魚を与える場合は、きちんと火を通したものにしましょう。
このように、飼い主さんが知識を持っていないと、思わぬところで愛猫を危険に晒してしまう可能性があります。
猫ちゃんと人間は違うのだということをしっかり認識して、猫ちゃんに関する知識をつけるように努めましょう。
また飼い主さんが与えていなくても、愛猫がちょっとした拍子に誤食してしまうことも!
飼い主さんが食べた後そのまま放置していたり、愛猫の手の届くところに食べ物を置いておかないなどの対策が必要です。
そして猫ちゃんは前足が器用なので、簡単な扉などは開けてしまいます!
その場合、赤ちゃん用の扉ストッパーを利用してみるのも良いかもしれませんね。
この投稿をInstagramで見る