優しい巨人!
『グレート・デン』と言えば、ドイツ原産の超大型犬!
別名『ジャーマン・マスティフ』とも言われています。
立つと成人男性をもゆうに超えてしまうほどの体長を誇り、体重も成犬になると50キロを超えます。
ギネス記録に登録されたグレート・デンは、100キロを超えているんだとか!
かなりの大型犬ですよね!
その大きな見た目から、「恐ろしい犬なんじゃないの!?」「凶暴!?」なんて思われることもしばしば。
では、実際にグレート・デンはどのような性格の犬種なのでしょうか?
その魅力について、詳しくご紹介していきます♪
性格
グレート・デンの性格は、一体どのようなものなのでしょうか?
あの大きさから、『怖い』『凶暴』などのマイナスなイメージばかり浮かんでしまうかもしれません。
しかし、実際のグレート・デンはその真逆。
とても優しく友好的な犬種なのです!
飼い主さんにはとても忠実ですし、警戒心が薄いため家族以外の人やワンちゃんに対しても友好的に接することが出来ます♪
自分より小さな犬種や動物にも優しく接することが出来ますし、多頭飼いにも向いている子です。
愛情深く飼い主さん想いの頭の良い犬種ですので、良くいうことを聞き、しつけは比較的しやすいでしょう。
ですが、超大型犬ゆえしつけはきちんとしなければちょっとした動きで他人を傷つけてしまうこともありますので、専門家に任せることをオススメします!
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罹りやすい病気
グレート・デンは、その大きな身体ゆえに罹りやすい病気が多くあります。
そのうちのひとつが、『拡張型心筋症』という病気です。
大型犬に多く見られる、心臓の筋肉の動きが弱まり血液循環に異常をきたす病気です。
この病気に罹ると、『元気がなくなる』『咳が出て呼吸困難になる』『体重の減少』などの症状が現れます。
また、先天的な病気として『三突弁閉鎖不全症』も多く見られます。
これも心臓の病気で、心臓の部屋を仕切る三突弁が生まれつき形成不全のため引き起こされてしまう病気です。
『腹水がたまりやすくなる』『咳が出る』などの症状が現れます。
他にも、色が薄い毛の部分がうまく生え揃わない『単色被毛脱毛症』という遺伝性疾患もグレート・デンが罹りやすい病気のひとつです。
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飼う際の注意点
性格はとても友好的で愛情深く、甘える姿はとても愛らしいグレート・デンですが・・・
実際に日本で飼うとなると、さまざまな条件をクリアしなければなりません。
まず、グレート・デンは必ず室内で飼いましょう!
グレート・デンは暑さにも寒さにも強くありません。
ですので、室内飼いが必須です。
しかし、あの大きな身体を自由に動かせる飼育スペースを室内で用意するのはなかなか大変ですよね。
それゆえ、日本で飼っている家庭は少ないのです。
また、グレート・デンはかつては猟犬としても軍用犬としても活躍していた犬種で、相当な運動量を必要とします。
1日1時間以上のお散歩を最低でも2回はしてあげる必要がありますし、さらに走り回る時間も設けてあげたいものです。
自由に走ったり他のワンちゃんとの交流が持てるので、ドッグランがオススメですよ♪
そして、愛犬が高齢になった時の問題からも目を背けてはいけません。
若い時には当たり前に出来ていたことも、老犬になると出来なくなったり、介護が必要になるケースもあります。
人間と同じく、症状によってはさらに、大きなワンちゃんを介護するのは重労働です。
愛犬を最期の時まで幸せにしてあげる覚悟を持つことが必要です!
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魅力たっぷり♪
その迫力のある見た目とは裏腹におちゃめな一面を持つグレート・デンの魅力は、そう簡単には語り尽くせません!
ですが、正直なところ日本で飼うのは難しい犬種です。
先程もお話しましたが、日本ではグレート・デンを満足させてあげられるだけの広い飼育環境を整えるのが難しいです。
さらに、ドッグランも超大型犬ゆえに入るのを制限されるところもあります。
また、大きな体の健康を維持してあげるために相当なお金が必要です。
犬好きなら一度は飼ってみたいと思う憧れの犬種『グレート・デン』。
条件が合い覚悟がある方は、是非家族に迎い入れてみてはいかがでしょうか?
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