犬用の車椅子
病気や老化など、さまざまな理由で自力では歩くことが出来なくなってしまったワンちゃん。
もうお散歩させてあげることは出来ないのか・・・と諦めてしまっていませんか?
そのような時に役立つのが、犬用車椅子です!
犬用車椅子は歩行補助ことはもちろんのこと、それ以外にも役立つアイテムなのです!
今回は、そんな犬用車椅子についてご紹介します♪
病気
胴長短足犬と言われる『ダックスフンド』や『コーギー』のような犬種は、普段から腰や足の関節に大きな負担が掛かっています。
椎間板ヘルニアや骨肉腫などの病気になりやすく、それは愛犬の歩行を困難にしてしまいます。
ですが、歩くことが困難になったからと言って動くことを止めてしまうと、筋力が低下してしまいさらに歩けなくなるという悪循環を引き起こしてしまいます。
また進行性の病気の場合は、筋力を使うことで病気の進行を遅らせるという効果がありますので、出来れば動くことはやめさせたくないところ。
しかし無理な姿勢をさせて歩かせてしまうと、その他の健康な箇所にも大きな負担を掛けてしまい悪影響を及ぼすことになります。
そこで便利なのが、犬用車椅子!
犬用車椅子を使うとワンちゃんが本来取るべき正しい姿勢を保てるようになりますし、他のところに負担を掛けずに運動することが可能になるのです!
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老化
年々、ワンちゃんの平均寿命は延びています。
その理由は、我々飼い主の意識・認識が変わってきたことにあるのかもしれません。
室内飼いのワンちゃんが増えたこと、フードにこだわりや配慮を持つようになったことなど、ワンちゃんを飼う際の知識が浸透してきたことが大きいのではないでしょうか。
平均寿命が延び、愛犬がいつまでも健康に長生きしてくれることは、飼い主さんにとって喜ばしいこと!
ですが寿命が延びたゆえに発生してくる回避できない問題があります。
それは、老化による筋力の低下です。
そこで活躍するのが、犬用車椅子!
筋力の衰えを補助し、老犬でもスムーズに歩くことが出来るようになります。
老犬になっても自力で自由に歩くことは、ワンちゃんにとても良い刺激を与え、痴呆症などの病気の予防にも繋がります。
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歩行以外
車椅子の用途と言えば歩行の補助が一番に挙げられますが、実はそれだけではないのです。
犬用車椅子は、足腰が悪くなった愛犬の介護にも役立ちます!
例えば、『排せつ』の際。
寝ながら用を足すのは困難ですし、後ろ足やお腹・しっぽなどが汚れてしまうこともあるでしょう。
その度に拭いたりシャンプーしたりするのは、とても大変ですよね!?
犬用車椅子を装着して排せつする癖を付ければ、愛犬も排せつしやすくなりますし、汚すことが減るので飼い主さんの負担も軽減することが出来ます!
また犬用車椅子には、直接排せつ物を袋に入れられるよう取り付けられるタイプの物や、首や前足の筋力が落ちてきている愛犬のために顎を乗せられるタイプの物もあるようです!
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快適な生活を
「犬用車椅子は便利なのはわかるけど…大げさにならないかな?」
と思い、犬用車椅子の利用を躊躇している飼い主さんもいるかもしれません。
ですが、ワンちゃんにとって歩くことはとても大切なこと!
愛犬のためにも、積極的に手を貸してあげるようにしましょう!
犬用車椅子は決して大げさなものではなく、愛犬を少し快適にしてあげられるアイテムです。
出来ればオーダーメイドで、愛犬にピッタリなサイズのものを選択してあげるのが良いでしょう♬
今は必要なくても、これから先愛犬が年老いてくると犬用車椅子が必要になる時が来るかもしれません。
その時のためにも、前もって犬用車椅子を知っておくといいかもしれませんね♪
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