犬用シャンプー
カット犬種であれば、定期的にトリミングに出すのが当たり前ですよね。
トリミングに出すまでの間に一度はご自宅でシャンプーをするという方、多いのではないでしょうか?
またカットを必要としない犬種ですと、すべてをご自宅で飼い主さんがしているというケースが多いですよね。
ご自宅シャンプーをする時のシャンプー剤は、どのようにして選んでいますか?
実はワンちゃんのシャンプー選びは大変なのです!
ワンちゃんの皮膚は人間の皮膚よりも薄く繊細なので、シャンプーの成分に合わないものがあるとすぐにかぶれてしまったり…皮膚トラブルを招いてしまいます。
今回は、そんな犬用シャンプーをどのように選んだらいいのかをご紹介していきます!
毛の長さ
ワンちゃんの被毛は、大きく2種類に分けることが出来ます。
ひとつは、毛が長くてブラッシングが必須な『長毛種』と呼ばれる犬種。
ロングコートチワワやロングコートミニチュアダックスフンド、ポメラニアンなど、有名犬種の中にも長毛種は多く存在します。
長毛種に多い皮膚トラブルの一番の原因は『毛玉』です。
長毛種は被毛が細く柔らかいため静電気が立ちやすく、毛と毛が絡まってしまい『毛玉』を作ります。
そのため、ボリュームをあまり出さないしっとりしたタイプのシャンプーがオススメです!
もうひとつは、毛が短い『短毛種』と呼ばれる犬種。
こちらは毛玉の心配は少ないので、皮膚のコンディションをメインに考えてあげると良いでしょう!
地肌までサッパリするシャンプーがオススメです♬
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毛質
長毛種は基本的にボリュームを抑えたいのですが、中にはボリュームを持たせたい犬種もいます。
その代表例が、人気犬種の『トイプードル』です。
トイプードルは一本一本がチリチリとした癖毛です。
その一本一本をきちんとブラッシングしながら伸ばすようにブローをすると、ボリュームを出すことが出来るのです♬
プードルのような毛質の場合は、ボリュームが出るタイプのシャンプーが適しています!
また、ワイヤーフォックスやジャックラッセルテリアなどの被毛も少し特殊。
他の犬種よりも毛が太く固いのを生かすために、シャンプーも張りが出るタイプのものを使うと良いでしょう!
このように、ワンちゃんの毛質に合わせてその特性を活かすシャンプーを選ぶようにしてあげましょう。
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薬用シャンプー
今までお話してきたシャンプーは、皮膚や被毛の状態が健康な子に使用できるものです。
愛犬が皮膚トラブルを抱えている場合は、通常のシャンプーを使ってしまうと刺激が強すぎて余計に悪化させてしまいます。
犬用シャンプーは人間用よりも低刺激になってはいますが、皮膚トラブルを抱えている愛犬にはより皮膚に優しい薬用シャンプーを選んであげるようにしましょう!
一口に皮膚トラブルと言っても、さまざまな症状があります。
『乾燥』『べたつき』『湿疹』『フケ』など・・・それぞれの症状に合わせた薬用シャンプーを使用しなければなりません。
また薬用シャンプーの中には、細菌やウィルスに皮膚が感染してしまった際の抗菌作用のあるものやノミ取りシャンプーなどもあります。
これらを使用する際には、かかりつけのお医者さんに相談してから使用するようにしましょう。
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愛犬に合うシャンプー
犬用シャンプーにはさまざまな種類のものがあります。
『犬用』とついているだけあって、ワンちゃんのことをとてもよく考えて作られています。
人間用のシャンプーは刺激が強く、皮膚が薄くて繊細なワンちゃんには向いていませんので、絶対に使わないようにしてくださいね!
また、犬用シャンプーでもあまりにも安価なシャンプーには刺激が強く皮膚に良くないものが含まれている可能性がありますので、注意しましょう!
購入する際に「少し高いかな?」と思っても、人間と違ってワンちゃんのシャンプーは多くても2週間に1回、平均で3週に1回とそう頻繁に消耗されるものではありませんので、ご安心ください。
愛犬の為にも、安さだけでシャンプーを決めるのはやめましょうね!
そしてシャンプーのし過ぎも皮膚トラブルの原因になりますので、注意してください。
シャンプー嫌いなワンちゃんの場合は、サッと終わらせてあげるためにも『リンスインシャンプー』を使用するといいでしょう!
ワンちゃんのシャンプーを選ぶのは、種類が多くて少し大変です。
ですが時間をかけてでも愛犬にベストなシャンプーを見つけてあげましょう!
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