胃腸を守ろう
ワンちゃんは、胃腸が健康だと長生き出来ると言われています。
それだけ、排せつと健康の関係性は深いのです!
では、ワンちゃんがお腹を壊してしまう原因はどのようなことからが多いのでしょうか?
『ウイルスや細菌』『寄生虫』『ストレス』などがよく挙げられますが、今回はそれ以外の原因についてまとめてみました!
実はお腹を壊す原因として一番多いのがこの『それ以外』だったのです!
ワンちゃんの普段の様子をきちんと見ていれば、何が原因なのかすぐに分かるかもしれませんよ!
お腹を壊す原因
精神的なストレスによって胃腸を壊してしまう繊細な生き物ワンちゃん。
ですが、実は一番多いのが『食べ過ぎ・飲み過ぎ』による下痢だったのです!
ガツガツと一度に多量の食べ物を摂取してしまうと、ワンちゃんの消化器官もびっくり!
結果的に消化不良を起こし、下痢をしてしまいます。
このような時の対処法は『絶食』をすること!
「えっ!何も食べさせないなんてかわいそう…」
なんて思う方も多いかと思いますが、きちんと消化器官を休ませてあげることが大切なのです。
愛犬が食べ物を欲しがっても心を鬼にして徹底しなければ、きちんと回復させて機能を取り戻すことは出来ません!
医師の診察を受けてというのが鉄則ですが、基本的に半日から一日何も食べさせなくても問題ないとされています。
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便秘はないの?
知っていましたか?
人間とは違い、ワンちゃんはあまり便秘をしない生き物です!
ストレスなどで胃腸に異常をきたした時、下痢になることはあっても便秘になることはほとんどないそうです。
そんな中で、愛犬が便秘になってしまった場合・・・病気が潜んでいる可能性が!
便秘を症状とする病気のひとつに、オスが罹りやすい『前立腺肥大』というものがあります。
異常に大きくなってしまった前立腺が膀胱を圧迫し、それが原因で便秘になってしまうのです。
シニア犬に多く見られる病気なので、7歳を超えたあたりからは特に注意して見てあげましょう。
毎日きちんと排せつしているかをカレンダーなどでチェックしておくと、異常があった時すぐに分かりますね!
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冷やすな危険
「冷たいものばかり食べたらダメ!」「お腹出して寝たら、お腹壊すよ」
なんて、よく言われませんでしたか?
実はこれ、人間だけでなくワンちゃんにも当てはまるのです!
消化に使われる消化酵素は、温度によって働きが違ってくると言われています。
お腹が冷えると消化酵素の働きが鈍り、下痢を引き起こしてしまうのです。
暑いからといって人間の感覚で冷たいものを大量に与えたり、クーラーを効かせ過ぎて身体を冷やしすぎることは下痢の原因になりますので、気をつけましょう!
また、逆に心配し過ぎて冷えないように洋服や腹巻などを愛犬に着せるのもやめましょう!
ワンちゃんは基本的に暑さに弱い生き物です。
洋服を着せることによって体に熱がこもり、熱中症になってしまうことも・・・。
自分で体温調節が出来るように、洋服などの自分で着脱出来ないものを長時間着せることは避けるようにしましょうね。
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どの状態がベスト?
ワンちゃんは、食べた物によってウンチの量や硬さが違ってきます。
そのため、どの程度のものが健康で良いのか一概には言えないのです。
例えば、野菜をよく摂取しているワンちゃんは比較的柔らかく多めのウンチをします。
反対に肉が多い場合は、比較的硬めで量が少ないウンチをします。
愛犬の食生活がどのようなタイプなのかによっても、こんなに変わってくるんですね!
とは言え、何日もウンチが出ない便秘や明らかな下痢の症状は良い状態だとは言えません。
病気の可能性がありますので、必ずかかりつけのお医者さんに診てもらうようにしましょう!
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