保護ペット
身勝手な人間によって捨てられてしまったペットたち。
悲しみと絶望を味わっている動物たちのことを考えるだけで、胸が張り裂けそうになります・・・。
動物を愛する人なら、みんな同じ気持ちになりますよね。
ワンちゃんや猫ちゃんを新しい家族として迎え入れようと思った時、『保健所』や『保護センター』から・・・と考える人、いると思います!
そんな時、具体的にどのように行動すればいいのでしょうか?
今回は、そんな保護ペットの譲渡について見ていきましょう!
家族として迎える
保護された子たちを飼いたいと思ったら、まずは保健所などの地域の行政機関に問い合わせてみましょう。
また、全てではありませんが保護ペットの情報をネット上でも見られるようになっていますので、そちらをチェックしてみるのもいいでしょう!
その他、動物愛護団体に問い合わせるという手段もあります。
保護ペットは、定期的に開かれている譲渡会などで、条件をクリアした家庭に譲渡されます。
ですがこの条件になかなか合わず、引き取りたいのに引き取れないという方もかなりいるのです。
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譲渡の条件
先程も少し触れましたが、譲渡には条件があり、すぐに引き渡しとはなりません。
保護機関によって条件はさまざまですが、基本的には以下のことを確認されます。
①家族構成(独身か否か・子供の有無など)
②引き取り人の属性(職業・年収・転職の有無など)
③上記のエビデンス(証拠資料)の提出
④予定している飼育環境や方法(屋内飼育か屋外飼育か・家の広さなど)
⑤保護機関が設ける条件を守れるかどうか(避妊去勢手術・ワクチンの接種など)
保護ペットは、一度悲しい思いをしている子たちです。
もう二度とそんな思いをさせたくないという考えから、それなりに厳しい条件が設けられています。
そしてその条件をクリアすることが出来たら、実際に一緒に生活してみるお試し期間を経て、ようやく譲渡となるのです!
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先住ペット
先住ペットが既にいるご家庭の場合、気をつけなければならないことがあります。
それは、先住ペットの気持ちです。
これは保護ペットに限らず新しい子を迎える前に必ず考えて欲しいことです。
突然見知らぬ動物が自分のテリトリーにやってきて毎日いる・・・なんて、人間でも混乱してしまいますよね?
中にはそれが酷いストレスになってしまう子もいます。
保護ペットを迎え入れる場合、幸いにもお試し期間が設けられています。
そこできちんと『先住ペットとの相性』を見極めて、先住ペットにあまり負担をかけないようにしましょう!
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保護ペットを飼う
保護ペットは、悲しい過去を持っていて心に傷を負っている子がほとんどです。
ですが、だからと言って他の子と特別に違うところはありません。
そのような経験をしていても明るく人懐っこい子もいますし、甘えん坊な子もいます!
もちろん、飼う際にはきちんと考えなければならないことはたくさんありますが、
「自分には、保護ペットを助けてあげるなんて出来ないんじゃないかな・・・」
なんて、重く考えすぎる必要はないのではないでしょうか?
「可哀想だから引き取ってあげよう」ではなく、
「好きになったから新しい家族として迎えたい!」という気持ちで引き取ってあげましょう!
保護ペットたちは、望まれて家族になりたいと思っているはずですから。
命の重さは人間もペットも同じです。
1人1人が少しでもペットを大切にしたいという気持ちを持てれば、殺処分ゼロが当たり前の世の中になるはずです。
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