『噛む』ということ
大昔からワンちゃんは、私たち人間の良きパートナーとして暮らしてきました♪
時代によって関係性は変わっていったものの、今やワンちゃんは私たちの生活において欠かせない存在になっています。
ワンちゃんは言葉を持たない代わりに『吠える』や『噛む』というアクションで私たちに自分の主張を伝えたり、コミュニケーションを取ったりしてきました。
そのため、ワンちゃんにとっては『噛む』という行為は自然なことなのです。
人間とワンちゃんの関係が飼う・飼われるという形になったため、噛むという行為が問題行動とされてしまうようになりました。
人間と暮らすうえで、ワンちゃんの噛むという行為は許されません。
しかし、もし自分の愛犬が他の人やワンちゃんを噛んでしまったら!?
飼い主としてどのような行動を取らなければならないのでしょうか?
うちは大丈夫
普段はおとなしい子でも、自分の身に危険が及んだ際、どのような行動に出るかは分かりません。
お散歩中突然後ろから触られて、愛犬がとてもびっくりしていた!ということをよく耳にします。
ワンちゃんに触れる際、マナーとして触る前に「触らせてもらってもいいですか?」などと飼い主さんに聞いて許可を得るのが普通です。
ですが、そうしない人もたくさんいますよね。
それで愛犬がびっくりしてとっさに噛んでしまっても、悪いのは噛んでしまった愛犬とその飼い主さんということになります。
実際にそのようなトラブルになると、治療費はもちろんのこと、慰謝料を支払わなければならないことも!?
「普段大人しいから大丈夫!」なんて楽観的に考えずに、常に周囲に気を配るようにしましょう!
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人を噛む
もしも愛犬が誰かを傷つけてしまった場合、速やかに最寄りの保健所に『飼い犬の咬傷届』を提出する必要があります。
そして『狂犬病鑑定』を受けなければなりません。
また、どんなに軽いけがでも相手にはきちんと病院に行ってもらうようにしましょう!
噛んだ相手が人の場合でもワンちゃんの場合でも、病院には付き添うのがベターです。
そしてその時の治療費は、全額飼い主さんが支払うことになります。
何度か通院しなければならないケースもありますが、全ての支払いが基本的には飼い主さん持ちです。
保険に入っている場合は、速やかに保険会社に相談してみましょうね!
きちんと被害者の方にお詫びをし、誠意を持って話し合いをするのが重要です。
誠意が伝わるか否かで、その後の話し合いの進み方は大きく変わってきます!
誠心誠意お詫びをする姿勢が大切です!
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事前に回避!
しつけをするのが一番の防止策ですが、冒頭でもお話したとおり、イレギュラーな事態が起きると愛犬が普段は取らない行動を取ってしまうことも大いにあり得ます。
イレギュラーな事態にも対応出来るように、普段からなるべくいろんな音や状況に慣れさせる訓練をしておくといいでしょう!
また、飼い主さんがお散歩中周りを良く見て、不用意な接触に注意を払うようにしておくことも重要です。
そしてこれは当たり前のマナーですが、どんな場所でもきちんとリードをつけて愛犬の行動を管理するようにしましょう!
リードなしはマナー違反ですし、飼い主さんの責任放棄にもなります。
どんなに仲の良い人やワンちゃんでも、『100%絶対に安心』ということはありません。
万が一を考えて、きちんと対策を取る必要があります!
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愛犬を守る
大切な家族である愛犬が、もしも他の人やワンちゃんを傷つけてしまったら・・・
相手に迷惑をかけることはもちろんのこと、愛犬も飼い主さんも大きな負担を背負うことになります。
そしてそのようなトラブルがあった場合、責められがちなのは愛犬です。
ですが、悪いのは愛犬ではありません。
愛犬がそのような行動を取らざるを得ないシチュエーションを作り出してしまった、私たち人間に問題があるのです。
きちんと飼い主としての義務を果たして、大切な愛犬を守りましょうね!
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