出来たら便利♪
マテやフセの必要性は皆さんわかっていると思いますが、他にも遊びを通じて教えられる出来たら便利なコマンドがあります。
飼い主さんがピストルのような手の形をして「バーン!」と言い、愛犬がそれに合わせてお腹を出すようにゴロンと転がる遊びです!
人間も、友人同士の遊びとかでやったりしますよね♪
一見普段の生活の中で全く必要なさそうに思えますが、実は意外と役に立つのです!
今回は『バーン』の利便性や教え方についてご紹介します♪
便利!
バーンが出来ると、どんなことに役立つのでしょうか?
ワンちゃんのお腹は、普段なかなか見ることが出来ません。
バーンでそれを見ることが出来ると、お腹の皮膚の具合やしこりのチェックなどをすることが出来るのです!
皮膚が薄く弱いお腹や内ももの部分は湿疹が出やすい場所ですし、ノミやダニも普段見えない場所に隠れているケースが多いです!
そこを普段からチェックできるのは、皮膚トラブルの早期発見に繋がります。
皮膚トラブルは、何もしないで放置すると悪化して脱毛してしまいますし、かゆみからストレスが溜まって愛犬の性格にも影響が出てしまいます!
また、お腹を見せることは信頼・服従の証ですので、覚えさせておくとその他のしつけもしやすくなりますよ!
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教え方
バーンを教える前に・・・
バーンを教えるには、愛犬が『フセ』をマスターしていないといけません!
バーンはフセの応用なのです。
フセは、病院など長く待たなければいけない場所でとても役に立ちます!
フセのしつけ方法は紹介記事をアップしているので、そちらを見てみてくださいね♪
遊び感覚で教える
バーンを教える手順は、以下の通りです。
①愛犬がフセをしている状態で始めます。
②飼い主さんが手にご褒美を持っていることを愛犬に気づかせます。
③その手を鼻先に持っていき、もう片方の手で愛犬の腰・もしくは太ももあたりをそっと押して、お腹を出させるように倒します。
④完全に愛犬がお腹を上に向けることが出来たら「バーン!」と声を掛けて、ご褒美をあげましょう♪
これを繰り返して、お腹を見せるという行動と「バーン!」という掛け声の関連性を覚え込ませるのです!
お腹を上に向けさせる時、愛犬が嫌がったら無理に押したりしないようにしましょう。
あくまでも”楽しみながら”という気持ちを忘れてはいけません!
ワンちゃんにとって、お腹を見せることは信頼の証です。
なかなか出せない子もいますが、焦らずゆっくり楽しんでやりましょう♪
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楽しくが肝心
なかなか出来なくても、根気強く遊びながら練習していけば、必ず出来るようになりますよ!
ポイントは、『無理に強く押さない』ということです!
フードを持った手とは反対の手で腰や太ももを押す時に、絶対に無理はしないこと。
ゆーっくり優しく、促すように押してあげましょう♪
先程からお話しているとおり、ワンちゃんにとってはお腹を出すという行為は『信頼』や『服従』の証です。
バーンが出来るかどうかは、飼い主さんとの信頼関係が大きく関係してきます!
バーンを習得して、飼い主さんと愛犬との絆を確認し、より深めていきましょう♪