○○で知る!
「愛犬の気持ちを理解したい!」
そう思うのは、飼い主さんとして当然でしょう。
前回はしっぽの動きで愛犬の気持ちを知る!をご紹介しましたが、実はしっぽ以外にも愛犬の気持ちを知ることが出来る部位があるのです♪
それは、ワンちゃんの『耳』です!
愛犬の耳の動きを理解することが出来れば、飼い主さんの疑問も解決しちゃうかも!?
今回はワンちゃんの耳の動きについてお話していきます!
様々な耳の形
ワンちゃんは、犬種によって見た目がさまざまです。
それは、その子の役割に合った、もしくは各々の原産国でより生活しやすいような仕様になっているからです。
耳も例外ではありません。
例えば・・・ダックスフンドやビーグルなどの狩猟犬。
この猟犬に共通していることといえば、『耳が垂れている』ということです!
これは『鉄砲の音で鼓膜が破れないようにカバーするため』このような形になっているんだそうです♪
なるほど、と納得の理由ですよね!
また、南国生まれや運動量の多い犬種は、比較的耳が大きい傾向にあります!
ご存知の通り、ワンちゃんは汗腺を持っていないので汗をかきません。
体温調節は、パンティング(ハァハァとした口呼吸)や、耳から熱を放出するなどして行います。
そのため、熱を溜めやすいワンちゃんは、熱をより放出しやすいように耳が大きい傾向にあるのです!
ちなみに、反対に寒い地域で生活していた犬種は、身体の熱をなるべく逃がさないように耳が小さく出来ていると言われています♪
このように、耳はワンちゃんにとって重要な役割を果たす部位なのです!
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耳を寝かせた時
では、ワンちゃんの耳の動きと感情についてみていきましょう!
まず、『耳を後ろに寝かせた時』はどのような気持ちなのでしょうか?
この場合、2パターンの気持ちが考えられます!
1つ目は、『とっても嬉しい♪』です。
耳とセットでしっぽの動きも見てみましょう!
左右に素早くしっぽを振っていて耳を後ろに倒していたら、それはすごく嬉しい!のサインなのです♪
角度によって嬉しさのレベルが違い、倒していればいるほど嬉しさ指数は高いようですよ!
2つ目は、『怒っている』または『怖がっている』です。
先程とは真逆の感情ですよね!
こちらもしっぽとセットで見てみましょう。
しっぽが下がっていたり、後ろ足の間に入った状態で耳を倒している場合は、この感情を持っている可能性大です!
また、歯をむき出していたら・・・耳やしっぽの状態にかかわらず、注意しましょう!
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位置が変わる!?
耳の位置が狭まったり広がったりと、ワンちゃんの耳の周りの筋肉は発達していてよく動きます♪
人間には出来ない動きですよね!
そんな耳の位置も、愛犬の気持ちを読み解くカギになります♪
ワンちゃんが緊張している時は、耳の位置が狭くなります。
これから嫌な事をされそう!?と不安な時などによく見られる動きです。
反対にリラックスしている時は、耳の周りの筋肉が緩んで幅は広くなります♪
そしてその状態から真横に耳を倒した時は『信頼』と『服従』のサインです!
愛犬が頭を撫でられる時に、耳を横に寝かせて撫でやすくしてくれた経験はありませんか?
それは飼い主さんを信頼している証拠です♪
撫でられている時の表情にも注目してみましょう!
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とても大切な耳
耳は音を聞き取るだけでなく、感情も表すことが出来るとても大切な器官だということが分かりました♪
嬉しい時に限らず不安に思っている時も把握することが出来ると、不安の対象から遠ざけるなど愛犬のためにすぐに対応することが出来ます。
そういった行動をしていくと、愛犬は飼い主さんに対して「困った時・怖いときに助けてくれる人だ!」と思い、更に信頼を深めていきます。
耳としっぽの動き・位置をセットで確認しておけば、お散歩で他のワンちゃんなどと接触する際にも安心して関わらせてあげることが出来ますよね♪
今まで何気なく見ていた愛犬の耳の動き、これからは意識して見てあげるようにしましょう!
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