便利な飛行機
長距離移動するための交通手段として、車や電車の他に『飛行機』がありますよね!
長期休暇の旅行や帰省で利用する人も多いです。
その際、愛犬はどうしますか?
ペットホテルに預ける?それとも一緒に連れて行きますか?
一緒に連れていく場合、どんなことに注意しながら飛行機に乗せればいいのでしょうか?
今回は愛犬と飛行機に乗る際の注意点やマナーについてご紹介していきます♪
犬種
電車は10㎏以下の小型犬に限られるのに対し、飛行機の搭乗については、ほとんどの航空会社がワンちゃんの大きさの制限をしていません。
飛行機なら、大型犬でも乗ることが出来るのです♪
ですが、犬種によっては搭乗できないケースもあります!
暑い季節は、鼻の短い犬種(短頭種)の搭乗が制限される場合があるのです。
短頭種とは、ブルドッグやパグのようないわゆる鼻ぺちゃなワンちゃんのことです。
短頭種は鼻腔が狭く、呼吸がしづらい構造になっています。
そのため、よくハッハッハとパンティング(浅く速い口呼吸)をしていますよね?
このパンティングは体温を下げようとして行う動作ですが、しすぎると呼吸器系や心臓に負担がかかってしまいます。
ただでさえ呼吸が大変な短頭種はうまく熱を下げることができず、すぐに熱中症になってしまいます。
飛行機でも熱中症で亡くなってしまうケースが多発したため、航空会社によってはある一定の期間短頭種の受け入れを行わないのです。
日本の航空会社
日本の航空会社では、国内・国際問わずワンちゃんを人間と同じ客室内に入れることは出来ません。
搭乗者の中には犬アレルギーの人がいるかもしれませんし、病気でなくてもワンちゃんが苦手な人がいるかもしれません。
そのような理由から、日本では飼い主さんと同じ席で移動することは出来ないのです。
ですので、ワンちゃんは荷物扱いで貨物室乗ることになります。
そのため、飛行機に乗せる際には愛犬を『ハードキャリー』に入れる必要があります!
飛行機が飛んでいる間は愛犬に会うことが出来ませんし、様子を知ることも出来ません。
到着したら、専用カウンターで直接受け取ります。
ここでやっと愛犬との再会を果たすことが出来るのです。
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日本と海外
上記でお話したとおり、日本では客室内にワンちゃんを入れることは出来ません。
一方で海外の航空会社では、愛犬と一緒に客室に乗れるところがあるのだそうです!
アメリカのユナイテッド航空、ドイツのルフトハンザ航空、フランスのエールフランス航空などは、愛犬と一緒に搭乗することが可能です♪
一緒に乗る場合はサイズや重さ・頭数などに制限があり、どんな犬種でも大丈夫というわけではありませんので、事前の確認が必要になります!
そして、いくら一緒に乗れるからと言ってもそのまま放し飼いにしていていいわけではありません。
きちんとキャリーバッグの準備をし、飼い主さんの足元に置く必要があります。
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愛犬の命が一番
愛犬は家族だから、どんな時もどんな場所にも連れて行きたい!
そう飼い主さんが考えるのも当然でしょう。
ですが、飛行機に乗せるということは、愛犬に少なからぬ負担を強いているのです。
短頭種はもちろんのこと、シニア犬や子犬の場合も、きちんと獣医さんに相談してから搭乗を検討した方がいいでしょう。
また先程もお話したように、今の日本の航空会社では愛犬は貨物室での移動になります。
同じ飼い主さんがいない状況でも、普段のお留守番の環境とは全く異なります!
大きな音はもちろんのこと、揺れや振動はかなりのものです。
怖がりな子や神経質な子は特にストレスを感じてしまうため、事前に慣れるよう訓練しておく、または飛行機に乗せること自体を検討する必要があります。
愛犬の気持ちを一番に考える『愛犬ファースト』をモットーに、素敵な旅に出来るようにしましょう♪
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