気持ちが表れる
「愛犬とお話できたらいいのになぁ」
なんて、ワンちゃんを飼ったら一度は思ったことがありますよね。
残念ですが、現在の技術ではワンちゃんと会話することは出来ません。
ですが、ワンちゃんには思っていることが表れるパーツがあります!
それが『しっぽ』です!
しっぽは人間にはないパーツ!
気持ちを伝える役割だけでなく、身体のバランスを取ったり、泳ぐ時なんかにも活躍しちゃいます♪
たくさんの役割を持っているしっぽ。
しっぽの動きで愛犬の気持ちを知って、愛犬との絆をさらに深めちゃいましょう♪
左右に振る
ワンちゃんが喜んでいる時、しっぽを振るイメージがありますよね?
“素早く”左右にしっぽを振っている時は『嬉しい!』という気持ちを表現しています♪
おいしいフードをもらえた時や飼い主さんが帰ってきた時、褒められた時など、よく見られます。
嬉しすぎて、グルグル回るほどしっぽを振っちゃう子も♪
愛犬がここまで反応を示してくれると、こちらも嬉しくなって自然と笑顔になってしまいます!
ですが実は、しっぽを振っているからと言って必ずしも『楽しい・うれしい』という気持ちでいるわけではないのです。
“ゆっくり”と左右にしっぽを振っている時。
この時愛犬は『不安・警戒』といった感情を持っています。
今から怒り出す前兆だったり、イライラしていたりする時にこのようなしっぽの動きをするのです。
そんな時は、他のワンちゃんや人になるべく近づけないように注意しましょう!
この投稿をInstagramで見る
伸ばしている時
しっぽをまっすぐ上にピンッと伸ばしている時・・・愛犬は『興味』を示しています!
これは誰かに初めて会ったり見たりする時に多く見られます。
ワンちゃん同士初めましての時、挨拶やどちらが上かを判断するためにお尻の臭いを嗅い合いますよね?
その時にしっぽを上にまっすぐあげることで、お尻の臭いを嗅ぎやすくするのです。
自分が相手よりも弱いなと思ったら、降参の意味も込めてしっぽを下げ、臭いを嗅がせないようにすることもあるんだとか!
幼少期にだけ母犬に向かって自分の存在アピールするため、同じ行動をとるケースもあるようです♪
また、同じしっぽをピンッと伸ばす仕草でも、角度が違うと気持ちも違います!
愛犬のしっぽが水平に伸びている時は少し注意が必要です!
この時は先程の興味とは違い、とても緊張していて不安を感じています。
「この場を離れたい…」と思っている時にもよく見られます。
この投稿をInstagramで見る
下がった!
しっぽが下がっている時は、基本的に『恐怖』や『不安』を感じています。
嬉しい・楽しい時にはほぼ見られないしっぽの動きですね。
また、恐怖や不安のレベルによってしっぽの動きは少し変わってきます!
しっぽが少し下がっているだけの場合は、まだまだ半信半疑なレベルです。
怖ければ怖いほど、不安なら不安なほど、しっぽは地面に近い位置になり、自信の無さが表れるのです。
ですがそれの上を行く!最上級に恐怖心がMAXになっている状態のしっぽの動きがあります!
それは・・・『後ろ足の間にしっぽを隠す』という動きです!
これはお尻の臭いを相手に嗅がせないことによって、自分の存在を目立たなくさせようとしているのです。
これをしている時は、すぐにでも隠れたりこの場から立ち去りたい!と思うほど自分に自信がなく不安や恐怖に襲われている状態です・・・。
愛犬の気持ちを察知して、抱っこをしたり飼い主さんの方に近寄らせてあげるなど、愛犬が安心できるようにしてサポートしてあげましょう!
この投稿をInstagramで見る
心を通わせる♪
今回ご紹介した以外にも、さまざまな表現で愛犬は私たちに気持ちを伝えようとしてくれています。
その気持ちをきちんと受け止めてあげたい!
そのためには、私たち飼い主が愛犬と向き合うことが大切です!
また、『しっぽが短かったりないワンちゃんは気持ちがわからないの?』と思っている方もいらっしゃるかもしれません。
そういうワンちゃんは、嬉しいときはお尻ごと大きく振りますし、不安や恐怖心があるときはお尻ごと地面に近くなりますので、心配いりませんよ!
愛犬が大好きだから・・・気持ちを知って、心を通わせたい!愛犬をサポートしてあげたい!
そう思うのは当然ですよね♪
愛犬の気持ちを知る術は他にもありますが、まずはしっぽの動きの意味を知り、うまく活用して愛犬との絆を深めていきましょう!