結構いる怖がり犬
「うちの子は怖がりで…いつもビクビクしているんです」
というお悩みを持っている飼い主さん、意外と多いです!
もちろん愛犬のもともとの性格も関係していますが、生まれてからの環境でビクビクちゃんになってしまっている可能性も!?
愛犬が極度な怖がりでいつもビクついていると困ることもありますし、思いがけない事故にあってしまうことも・・・。
なぜビクビクちゃんになってしまったのかをきちんと理解して、愛犬に堂々と楽しく毎日を過ごしてもらえるようにしましょう!
なぜ怖がる?
なぜこんなにも怖がるワンちゃんになってしまったのでしょう?
先程も触れましたが、もともとの性格ももちろん関係しています。
ですが、生まれてからの環境・飼い主さんの育て方で培われた可能性の方が断然高いのだそうです!
怖がりになった原因とは何なのでしょうか?
それはズバリ!『社会化期の経験不足』です!
社会化期とは、幼犬期にある特別な数か月のことです。
ワンちゃんはもともと群れで生活してきた動物なので、親や兄弟・仲間たちと共に生活していく中で集団での他者との関わり方を学んでいきます。
その他社との関わり方を学ぶ期間を、社会化期と言うのです。
この社会化期をどのように過ごすかによって、愛犬のその後の性格が決まると言っても過言ではありません!
怖がりなワンちゃんは、おそらくこの社会化期に他のワンちゃんや飼い主さん以外の人との関わりをあまり持ってこなかったことに、原因があると思われます。
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理解する
怖がりな性格を治すため、怖がりな愛犬の気持ちを理解してあげましょう!
「なんでうちの子はこんなに怖がりで、他のワンちゃんと仲良く出来ないの!?」
なんて思っていませんか?
そういう気持ちは、愛犬に伝わってしまっていますよ!
ワンちゃんは、とても感受性の高い動物なのです。
ましてや大好きな飼い主さんの気持ちです、常に気にしていることでしょう。
愛犬の怖がりな性格は、飼い主さんが作り出したと言ってもいいようなものなのです。
愛犬は悪くありません。
適切な時期に社会化させてあげられなかったがために今愛犬が大変な思いをしているのであれば・・・
飼い主さんは全力でサポートしてあげなければなりませんよね!?
まずは、怖いものは怖いんだということを受け入れてあげましょう。
そして、なるべく飼い主さん自身が、その怖いものから愛犬を守る形を取ってあげましょう!
例えば、お散歩中に触ろうとしてきた人や近づいてきたワンちゃんに対して、
「すみませんがうちの子怖がりなので…」とその場で愛犬を『怖いもの』から遠ざけてあげるのです。
「飼い主さんと居れば安心だ」と愛犬に思ってもらうことが大切です!
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ゆっくり、徐々に
愛犬の気持ちをきちんと理解して無理をさせないことが出来たら、次のステップに進みましょう!
このままではずっと愛犬が怖がりのままですよね!?
少しずつ少しずつ、練習していきましょうね♪
初めは他のワンちゃんに慣れること!
本来であれば子犬の時期に慣らしておきたいものですが、成犬になってからでも遅くはありません。
大人しいワンちゃんに協力してもらい、すれ違うところから始めましょう。
人が怖い場合も、同様に近くをすれ違うことだけを繰り返して行います。
「他のワンちゃんや人に近づいても、嫌な事をされなかった!」という経験が大切なのです!
愛犬にその経験を何度もさせてあげることで、徐々に他のワンちゃんや人に慣れてきます。
そう簡単にはいきませんが、地道にゆっくりとしたペースで、愛犬に「他のワンちゃんや人がいても怖くない、飼い主さんと居れば安心だよ」と分からせてあげてください。
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どんな性格も個性
このような練習を積みかさねて怖がりな性格が改善されるのが一番ですが、なかなか上手くいかず変わらずに怖がりな性格のままかもしれません。
ですが、それもあなたの可愛い愛犬の大切な一面なのです。
人間同様、性格はそう簡単に変えられるものではありません。
他のワンちゃんや人と仲良くさせようと無理強いをして、愛犬と飼い主さんとの絆にひびが入ってしまったら本末転倒です!
「上手く行ったらいいな♪」くらいのおおらかな気持ちでいることが大切です。
愛犬の怖がり癖を卒業させたいのなら、まずは飼い主さんが大きな気持ちで愛犬を包み込んであげましょう♪
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