特徴的なお顔の紳士
のっぺりした大きい顔に小さい目、筋肉質な体。
一度見ると個性的でなかなか忘れられないブルテリア!
みなさんは、ブルテリアがどんなワンちゃんか知っていますか?
おとぼけな見た目からか、昔はあまり利口ではないように思われていました。
ですがそんなことはありません!
むしろ、紳士的でとても賢いワンちゃんなのです♪
そんなブルテリアは、どのような性格をしているのでしょう?
飼う際の注意点なども併せて、ブルテリアの特徴について見ていきましょう♪
性格
ブルテリアはその名の通り、ブルドッグとテリアを掛け合わせてつくられました。
原産国はイギリスで、闘犬として活躍した犬種です。
ブルテリアには『スタンドード』と『ミニチュア』の2サイズあります。
街で見かけるブルテリアは、ほとんどがミニチュアサイズです。
性格は、家庭犬用に改良されているので、闘犬だった時の荒々しさは既になくなっています。
ただその名残もあり、活動的で遊び好きです。
また、初めて会う人や犬に対しては警戒心が強く、攻撃的になってしまうことも・・・。
家族に対しては非常に愛情深く、サービス精神旺盛な愛されワンちゃんですよ♪
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飼う際の注意点
ブルテリアを飼いたい!と思ったら、知っておかなければならないことがいくつかあります。
1つは、運動量です!
筋肉質な体からも分かるように、体力がありとても遊び好き♪
お散歩は毎日必ず行く必要がありますし、1回のお散歩時間も大型犬並に必要です。
1時間以上はお散歩をしてあげるようにしましょう!
2つ目は、寒さに弱いというところ!
短毛でお手入れ自体は楽な犬種ですが、その短毛のせいで寒さにとても弱いワンちゃんなのです。
必ず室内で飼い、冬には体が冷えすぎないように洋服を着せるなど工夫をし、空調には十分気をつけるようにしましょう。
3つ目は、小動物と一緒に飼わないようにすること!
ブルテリアは元々闘犬で、狩猟本能の強い犬種です。
家庭用に改良されているとはいえ名残もありますから、猫ちゃんなどの小動物と一緒に飼うことは、あまりオススメできません。
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罹りやすい病気
しっかりした体からは想像できませんが、ブルテリアは罹りやすい病気が多いと言われています。
可哀想なことに、時代時代に合わせて無理に改良されてきた犬種は、遺伝性の強い疾患が出やすのです・・・。
遺伝性の高い病気は、心臓病・腎臓病・聴覚の病気に大きく分けることが出来ます。
いずれも、きちんと治療しないと命に関わる、もしくは日常生活に支障がでてしまう病気です。
また、ブルテリアは皮膚も薄く弱いため、皮膚病も注意が必要です。
そのほかにも目に異変が起きたり、生活習慣によって膝の関節がずれてしまったりと多くの病気になってしまう要素があります。
普段から注意深く様子を見てあげましょうね。
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新しい家族に!
ブルテリアはとても賢い犬種ですが、時折闘犬時代の名残で攻撃性を見せることがあります。
飼い主さんとしては、それらをきちんとしつけなければなりません!
しつけの要は、やはり幼犬期にしっかりと教えこむことです。
誰がリーダーなのかを教えてあげることによって、スムーズにしつけしていくことが出来るでしょう♪
またブルテリアは頑固な一面があるので、厳しい教え方よりも褒めて伸ばすしつけの方が合っているようですね!
きちんとしつけをすることは、何よりも愛犬のためになります。
そしてブルテリアを飼うのに適した飼い主さんは、
室内で飼うことが出来る方。
また、病気になった時にきちんと治療していける余裕がある方。
根気強くしつけをすることが出来る、またはプロに任せることが出来る方。
以上の条件を最低限満たすことが出来る方ではないでしょうか。
飼い主さんには責任があります。
ブルテリアが快適に健康で長生きできる環境を、整えてあげてくださいね!
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