お手入れの労力
これからワンちゃんを飼います!
そんな時、食費・医療費・運動量などを考えて、どの犬種にしようかと選ぶ方が多いかと思います。
ところで、その考えの中に毛のお手入れは入っていますか?
忘れられがちですが、適切な間隔でトリミングサロンを利用すると、思ったよりお金がかかります!
犬種によっては、定期的なトリミングが必須となってきます。
また場合によっては、自宅でお手入れをしてあげることも必要です!
お手入れを怠ると『毛玉』が出来てしまいますが・・・これがまた大変厄介なのです!
あなたは、愛犬を苦しめる『毛玉』について考えたことがありますか?
愛犬を幸せにするため、今回は『毛玉』について理解を深めましょう!
健康のため
人間の髪のお手入れとワンちゃんのトリミング、同列に考えていませんか?
実はそれ、間違った考え方なのです。
人間は毎日自分でシャンプーをし、伸びた時やオシャレをしたい時には、美容目的で自ら望んで美容院に行きますよね?
ですが、ワンちゃんは毎日お風呂に入るわけではありません。
(毎日なんて入ったら、むしろ脂分が抜けすぎて病気になってしまいます!)
また、自ら飼い主さんに「切って~!」と訴えることも出来ません。
しかし、身の回りはある程度清潔にしていないと、病気になってしまいますよね。
そこで大切になってくるのが、定期的に行うトリミングです。
トリミングは愛犬を病から守り、快適な生活を提供してくれます!
ワンちゃんにとってトリミングは、『してもしなくてもいいもの』ではなく『絶対的に必要なこと』だという事を、忘れないであげてください!
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なりやすい犬種
ワンちゃんの毛に関するトラブルで一番多いのが、『毛玉』によるトラブルです。
有名どころでいえば、プードル・マルチーズ・シーズー・ミニチュアシュナウザーなどは毛玉になりやすい犬種です。
ではなぜ、毛玉は出来てしまうのでしょう?
毛玉の原因、それは『摩擦による静電気』です!
先程名前をあげた犬種は毛が細いため、普通に生活していても静電気が起きやすく、簡単に毛と毛が絡まってしまいます。
そうして毛玉が出来てしまうのです。
そして、この静電気をさらに悪化させてしまうのが、洋服を着せるという行為!
お散歩時程度なら問題ありませんが、一日中洋服を着用させるのはオススメ出来ません!
また、毛はある程度までしか伸びないけれど、抜けやすいという犬種。
例えばポメラニアン・パピヨンがそれに該当しますが、こちらは毛玉の一種である『もつれ』という状態になりやすいです。
抜けた毛が残っている毛に絡み付いてしまうと『もつれ』が出来てしまいます。
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悪化させる行動
洋服以上に毛玉を悪化させてしまうのが『毛玉がある状態でのシャンプー』です!
トリミングとトリミングの間に自宅でシャンプーをするという方、多いのではないでしょうか?
毛玉をきちんと処理してからでないと、大変なことになってしまいますよ!?
毛玉がついたまま毛を濡らしてシャンプーを付けると、毛玉の部分でシャンプーが止まってしまい、その下にある皮膚にまで到達しません。
そしてきちんとブローをしないと毛玉がずっと湿った状態になり、下の皮膚が蒸れてダメージを負ってしまいます!
また、乾かそうと思って無理やり毛玉を引っ張ると、当たり前ですがとっても痛いです!
自宅でシャンプーをする場合は、きちんと毛玉を処理してからにしましょうね。
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軽く考えないで!
シャンプーをして乾かし切れなかった毛玉は、水気を含んでよりガチガチに固まってしまいます。
そしてずっと蒸れたままの毛玉の下の皮膚は、赤く爛れてしまうことも・・・!
ガチガチに固まった毛玉は、素人では処理することが難しいです。
プロのトリマーに頼むしかないですが、それでもまったく痛み無しで毛玉を処理することはできません。
愛犬のために良かれと思ってしたシャンプーが、結果愛犬を苦しめてしまうことになってしまいます。
毛玉を作らないポイントは、毎日ブラッシングをすること!
ブラッシングは嫌がる犬も多いですから、ついつい億劫になってしまう人もいるかと思います。
しかし、ブラッシングという予防をすることによって、愛犬のトリミングに対するストレスを軽減することが可能なのです!
どうしてもブラッシングが苦手だという方は、トリミングで毛を短くしてしまいましょう!
そうすれば、毛玉リスクを少なくすることができます!
トリミングやブラッシングは、ワンちゃんの健康のために必要なこと。
長毛種のワンちゃんを飼って、こまめにお手入れすることはできますか?
愛犬の犬種やカットスタイルは、自分が出来るお手入れと照らし合わせて考えるようにしましょうね♪
また、ダックスフンドやチワワなどの一見毛玉とは無縁そうな犬種も、耳の後ろやお尻に出来るので、注意して見てあげるようにしましょう!